総合トップ部門紹介放射線科部骨塩定量測定

骨塩定量測定

骨塩定量測定

骨塩定量測定装置の写真

    骨塩定量測定とは
骨塩定量測定とは、DXA法という測定方法で、x線を用いた検査です。
人体はX線の吸収という観点で見た時、骨と軟部組織からなる2成分系として考えることができます。この性質に着目すると、異なる2種類の放射線を交互に人体に照射し、人体を透過した後のX線の減弱を測定することにより、各々の成分量を定量することができます。
測定部位は、腰椎、大腿骨(股関節)、あるいは前腕(橈骨)です。
なぜこれらの部分で測定するのかというと、それは骨粗鬆症による骨折の好発部位であるからです。
骨折リスクの評価には、骨折の好発部位と同じ部位の骨密度測定が有効であるため、腰椎、大腿骨、前腕で測定します。

本文​骨折の原因となる骨粗鬆症とは
わが国では、人口の急激な高齢化に伴い、骨粗鬆症の患者が年々増加しており、その数はおよそ1300万人と推測されています。
女性は65歳を過ぎると約半数が、男性は75歳を過ぎると約20%が骨粗鬆症に罹患しています。

健康な骨
健康な骨
骨粗鬆症の骨

こちらが健康な骨と骨粗鬆症の骨の断面図になります。健康な骨に比べて、骨粗鬆症の骨はスカスカの状態になっています。このように骨密度が低下し、骨粗鬆症になると骨折しやすくなってしまうため、骨折のリスクを評価するために骨密度測定を行います。

検査の流れ
1.放射線科窓口16番にて受付をします。
2.第5撮影室にて検査を行います。
 担当技師がお名前を呼ばせていただきますのでそれまでは待合にてお待ちください。
3.撮影は基本的には腰椎と大腿骨です。
 着衣にボタンや金属等がある場合は脱衣、あるいは検査着に更衣していただきます。
 (ブラジャーやズボンのファスナー、シャツなどのボタン)
 湿布やカイロ等は剥がして下さい。
4.装置の寝台に仰向けで寝ていただき膝下にクッションを入れます。両上肢は拳上した状態で腰椎の撮影
 を行います。撮影時間は30秒ほどです。動かないでいてください。
5.仰向けで寝たまま両下肢を伸展し、軽く内股にした状態で大腿骨の撮影を行います。
 撮影時間は30秒ほどです。動かないでいてください。
6.撮影終了後、更衣していただき検査終了です。
 検査当日に診察がある場合、骨密度測定結果をお渡しします。
 結果が出るまで10分ほどかかりますので検査室外の待合にてお待ちください。

腰椎結果表示例
大腿骨結果表示例
前腕結果表示例

検査を受けられる方へ
過去に腰椎圧迫骨折や大腿骨頸部骨折をしたことがある場合、またそれにより金属などで骨を固定している場合、測定結果が異常に高くなってしまい診断に使用できません。
このような場合には、正常な他の部位での検査も可能ですので担当技師にお申し出ください。