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CT検査

CT検査

CTとは?

CTのイメージイラスト

Computed Tomography(コンピュータ断層撮影)の略称で、コンピュータを使い輪切りの画像を撮影します。CT装置のドーナツ状の装置の内部には、X線を発生する管球と、X線を測定する検出器が向かい合うように位置しており、そのCT装置の輪の中を寝台が通る間に、管球と検出器が身体の回りを高速に回転することで360度すべての情報を収集し、得られたデータからコンピュータを使って輪切りの画像を作成します。

検出器の数を増やすことと、らせん状に連続して撮影することで(ヘリカルスキャン)、短時間で多くのデータを得ることができ、また厚みが1mm以下の画像が一度の検査で得られるので輪切りだけでなく、様々な断面画像や、さらに処理を行うことで三次元(3D)画像も作成することができます。当院では128列マルチスライスCTが稼動しており、短い息止めで広範囲かつ高精細な画像を得ることができます。

使用機器

CT装置:PHILIPS Ingenuity ELITE128
ワークステーション:PHILIPS ISP/AZE Virtual Place 神風 FORMULA

※一般社団法人 日本損害保険協会寄付金(自動車損害賠償責任保険運用益)
 による「平成29年度 交通災害等救急医療機器整備事業」の補助により整備

当院CT装置の写真
当院CT装置
3D画像の写真
3D画像

検査の流れ

受付

受付案内図と同意書(造影剤を使う場合)をCT室17番にお出しください。
救急の患者さんや検査の方法などにより順番が前後することがありますのでご了承ください。

受付案内図
受付案内図
同意書
同意書
着替え・準備

検査する部位に金属(ブラジャーやズボンのファスナーなど)がある場合は外していただきます。シャツのボタン(プラスチックのもの)はそのままで大丈夫です。

撮影

検査の台に寝ていただき、検査する場所に合わせて寝台ごとドーナツ型の装置を通り抜けると撮影ができます。
検査する部位(胸部や腹部など)により息止めの指示があります。
検査目的に応じて造影剤を注射して撮影を行います。また、消化管や血管を見やすくするためのお薬を併用する場合があります。

終了

造影剤を使った場合は水分を多くとるようにしてください。
検査の時間は5~20分です。

造影剤について

造影剤を使うと小さな病変や正常な部分と見分けづらい病変が明瞭に映し出され、診断がしやすくなります。
造影剤を使うと副作用がおきる場合があります。検査中または検査後に、吐き気、発疹、熱感、かゆみ、嘔吐などが4%から5%(造影剤添付文書より)で認められています。
造影剤は検査2時間後に60%、24時間後には全量が尿中に排泄されます。造影CT検査の後は水分を多くとるようにしてください。

■造影剤を使う場合は同意書へのご記入をお願いしております
造影剤を使う場合や腹部の検査では、検査直前の食事をとらないでください。
水やお茶(心臓CTは除く)はお飲みいただいて結構です。服用中のお薬は通常通り服用してください。
糖尿病などで、食事を抜くことが難しい場合は、予約時に職員にお知らせください。
検査後数時間から数日して、頭痛、はきけ、かゆみ、蕁麻疹などの症状があらわれることがありますので、そうした場合は病院にご連絡ください。
■その他 ご注意ください
以前造影剤を使って過敏反応が出た方、アレルギー体質の方、喘息がある方、腎機能が悪い方、甲状腺機能亢進症の方などは造影剤を使えない場合や、注意して使う必要があります。
造影剤を使う場合、糖尿病の薬(メルビン、グリコラン、メデット、ネルビス、メトリオン、ブホルミン、ジベトス、ジベトン、メトグルコ、メトホルミン、メタクト、エクメット、イニシンク)を飲んでいる方は、検査前2日、検査当日、検査後2日間の合計5日間、糖尿病の薬を飲まないでください。

注意事項

ペースメーカーが入っている方はお知らせください。
妊娠している、または妊娠している可能性がある場合はお知らせください。

心臓CT検査について

心臓CT検査の写真

当院では128列マルチスライスCTの稼動により、心臓CT検査がおこなえます。
動いている心臓の血管を描出するために、予約時に「意思の疎通が可能か」「20分前後の仰向けが可能か」「15秒以上の息止めが可能か」「両腕拳上が可能か」などの項目を確認させていただきます。
正確な検査をするために予約時間の1時間半前にご来院いただき、必要な場合は心拍をゆっくりにする薬をお飲みいただきます。目安としては心拍が1分間に60回以下になってから検査となります。これには個人差があるため検査開始時間が前後することがあります。当日は時間に余裕をもってご来院ください。お待ちいただいている間に息止めの練習と検査の説明をさせていただきます。
当日は朝からお茶やコーヒーなどのカフェインを含むものは控えていただきますが、水やスポーツドリンクは検査直前までお飲みください。昼食はとらないでください。
造影剤を使いますので、上記の「造影剤について」もご参照ください。
当院の心臓CTの結果は心臓のカテーテル検査に速やかに反映されています。

検査の目安

検査部位 検査時間 目的 息止め
単純のみ 単純+造影
頭部 約5分 約15分 脳内疾患など なし
胸・腹部 約10分 約15分 肺、臓器、血管など あり
四肢・椎体 約5分 約15分 骨折など 部位により
心臓 約20分 冠動脈 あり

検査件数(平成25年度)

全体 頭部 胸・腹部 心臓 四肢 その他
7,461件 1,297件 5,253件 156件 355件 400件

その他

当院のCT検査による被ばく線量はIAEAガイダンスレベルに準じております。
5日以内のご予約が可能ですが、救急の患者さんの場合は随時検査をお受けいたします。

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